過去の株価暴落で底値をつけるまでの期間まとめ

資産運用

現在の暴落相場でこれから積立投資を始めようとしている方も多いかと思います。

10年以上の長期積立投資を前提にしているのであれば基本的に積立投資を始めるタイミングを見計らう必要はありません。

ですができるだけ底値付近で積立投資を始めたいというのが本音ですよね。

ドコが株価の底値なのかは後になってみないと誰にもわかりませんし未来の予測もできません。

そのため今回は米国の株価指数S&P500で過去の株価暴落の際に底値をつけるまでの期間と底値から再度高値を更新するまでの期間をまとめました。

過去の結果は未来の保証にはなりませんが1つの参考として把握しておいても損は無いかと思います。

過去の暴落

2000年より前ですと現在とあまりにも状況が違いますから今回は2000年以降の暴落で下記の3度の暴落に関してまとめました。

  • ITバブル崩壊(2000年)
  • リーマンショック(2007年)
  • チャイナショック(2015年)

それぞれ詳しく解説します。

ITバブル崩壊(2000年)

2000年に発生したITバブル崩壊をチャートで見てみましょう。

最高値から底値までの騰落率
-49.1%

最高値から底値を付けるまでの期間
2年7ヶ月

底値から再度高値を更新するまでの期間
4年7ヶ月

ITバブルでは2年7ヶ月という長い期間で1番底、2番底、3番底と続き株価は-49.1%となりました。

当時投資をしていた方は反発してはさらに次の底を目指す市場をみて「株価はもう戻らないんじゃないか?」と考えていた方も多いかと思います。

またITバブル崩壊で下落相場が長引いた理由としては2001年9月11日に発生した同時多発テロの影響も大きく、その後の株価の回復にも大きな影響を与えています。

結果的に底値から再度株価が高値を更新するのに4年7ヶ月もの時間を要しており、ITバブル崩壊直後から株価が元に戻るまで7年2ヶ月もかかっています。

しかしそのまま高値更新を続けるわけでは無く次に解説するサブプライムローン問題により株価の下落が徐々に始まります。

リーマンショック(2007年)

リーマンショック時のチャートを見てみましょう。

米国の投資会社「リーマンブラザーズ」が経営破綻したことで株価は大暴落、世界同時株安となりました。

リーマンブラザーズが破綻した原因は米国の住宅バブルが崩壊したことにより信用の低い層への住宅ローン(サブプライムローン)が焦げ付いた為です。

そのため今回はサブプライムローン問題が浮き彫りになって株価が下落を始めたところからの騰落率を調べました。

最高値から底値までの騰落率
-56.8%

最高値から底値をつけるまでの期間
1年5ヶ月

底値から再度高値を更新するまでの期間
4年

サブプライムローンが問題視され始めた2007年10月から株価の下落が始まりました。

その後2008年3月に一度底をつけ反発、2ヶ月で12%ほど値を戻します。

当時この反発のタイミングで大きく投資をされた方も多いのではないでしょうか?

少なくともその後とんでもない大暴落がくると予想していた方はほとんどいなかったかと思います。

また当時リーマンブラザーズは米国が救済すると言われており破綻することは無いだろうと誰もが考えていたんですね。

ですが米国が救済を拒否したことでリーマンブラザーズは破綻し市場はパニックとなりました。

最終的にS&P500は最高値から1年5ヶ月かけ-56.8%で底値をつけました。

リーマンショック前に投資をしていた場合は資産が半分以下になっていることを考えるとゾッとしますよね。

またITバブルよりも下落率が高かったリーマンショックですが再度高値を更新するまでの期間はITバブル時よりも短い4年でした。

これほどの大暴落でもしっかり値を戻していますから米国企業のパフォーマンスの高さが伺えますね。

チャイナショック(2015年)

2015年のチャイナショックをチャートで見てみましょう。

最高値から底値までの騰落率
-14.16%

最高値から底値をつけるまでの期間
9ヶ月

底値から再度高値を更新するまでの期間
5ヶ月

中国の株式バブルが原因で発生した株価の暴落ですが米国の株価指数S&P500は最高値から底値までの騰落率は-14.16%でした。

2015年5月21日に最高値をつけその3ヶ月後の2015年8月25日に-12.35%で一度底をつけ反発しています。

その後株価は上昇し2015年11月3日には底値から11.47%値を戻しており当時はそのまま高値を更新すると考えていた方も多かったことかと思います。

ですが株価は2番底を目指し再度下落、最終的に2016年2月11日に-14.16%で底値を付けました。

底値からの復帰はとても早く5ヶ月後の2016年7月11日には再度高値を更新しています。

この下落を暴落と呼ぶかは正直微妙なところですよね。

15%ほどの下落であればそこまで珍しいことではありませんしインデックス投資をしている方であれば許容範囲の下落かと思います。

そもそも暴落の原因は中国の投資ブームの異常な加熱です。

中国企業へのハイリスクな投資を繰り返すことで実体経済に伴わない株価上昇を続けていたところ株式バブルが弾け、株価が急落しました。

中国の株価指数CSI300は2015年のチャイナショックで最高値から-46.70%もの大暴落をし底値を付けています。

また2016年1月に底値をつけてから現時点(2020年5月)まで4年以上経っていますがCSI300指数は高値を更新できずにいる状態です。

ですから中国ではとても大変な大暴落でしたが米国にはそこまで大きな影響はなかったと言えますね。

まとめ

さいごにそれぞれの騰落率と期間をまとめました。

最高値から底値までの騰落率

ITバブル崩壊
-49.1%

リーマンショック
-56.8%

チャイナショック
-14.16%

最高値から底値を付けるまでの期間

ITバブル崩壊
2年7ヶ月

リーマンショック
1年5ヶ月

チャイナショック
9ヶ月

今回は3つの暴落相場に関してまとめました。

どの暴落相場でも共通しているのは1番底を付けたあと上昇、その後2番底を目指し再度下落相場に突入することかと思います。

2020年2月からの大暴落でもS&P500は3月23日に1度底を付け、その後現在(2020年5月日)まで上昇が続いています。

過去の実績は将来の保証にはなりませんが今までの暴落相場を見てみると、今回の暴落相場でも今後2番底を目指して再度下落相場に突入する可能性はとても大きいかと思います。

ですからこれから投資を始めようと考えている方は1度に大金を投じるのではなく少額からドルコスト平均法でコツコツ積立投資をされるのがおすすめですよ。

また2020年2月の暴落相場が始まってから投資を始めた経過をこちらでまとめています。

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