最近は「医療保険は不要だ」とおっしゃる医療保険不要派の方もおり、医療保険の加入を悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この医療保険の要否に関しては保険のプロでさえ意見が2つに分かれているんですね。
なぜ意見が分かれてしまうかと言うと「合理的に考えれば医療保険は不要」ですし「感情的に考えると医療保険は必要」となるためです。
ですから医療保険の要否は人それぞれの考え方次第とも言えます。
そのため今回は医療保険、必要派の意見をまとめましたので医療保険の加入で悩んでいる方の参考になるかと思います。
医療保険、必要派の意見
医療保険必要派の意見を3つまとめました。
- とにかく不安で仕方がない
- 先進医療特約がある
- 入りたい時に入れなくなっている可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
とにかく不安で仕方がない

「とにかく不安だから医療保険に入っている」というとてもシンプルな意見です。
「医療保険に入っていないと不安でご飯も喉を通らない…」という方は迷わず医療保険に入るべきだと思います。
完全に感情を最優先にした考えではありますが、感情を無視して全てを合理的に判断していくのはストレスでもあります。
病は気からというようにもし医療保険に加入していない事が不安でストレスとなり体調を崩してしまったら本末転倒ですよね。
ですから医療保険必要派の方は安心料として医療保険に加入しているという方が多く、それはそれで正しい選択かと思います。
ですがアレもコレも不安だからと保障内容を過剰にしてしまい毎月の家計を圧迫させてしまうのはよくありません。
もし保障選びで悩んだら保険のプロに無料相談し保障内容を適切にするのがおすすめですよ。
先進医療特約がある
先進医療特約のために医療保険に加入しているという方も多いです。
先進医療とは厚生労働省が認めた高度な医療技術のことで公的保険、適用外の医療です。
公的保険の適用外ですから先進医療を受けることになった場合の技術料はすべて自己負担となってしまうんですね。
受ける先進医療にもよりますが技術料の高いものですと200〜300万円が自己負担となることもあります。
突然300万円もの大金を支払うのはかなり厳しいですよね。
そのためこのような先進医療で発生した技術料が保障されるのが先進医療特約となります。
保険は「発生する可能性は低いが発生した時に家計が破綻すること」に備えるものですから先進医療特約は理にかなった特約の1つと言えますよね。
先進医療特約に関してはこちらでもっと詳しくまとめていますから参考になるかと思います。
入りたい時に入れなくなっている可能性がある
保険に加入したあとに「やっぱり保険は不要だ」と判断した場合の解約はいつでも自由です。
ですが、年を重ねて「やっぱり保険に入りたい」と考えたときには保険に加入できなくなっている可能性があります。
なぜかというと医療保険や生命保険、がん保険に加入する場合には必ず健康状態や病歴を申告する「告知義務」があるんですね。
もしも偽りの申告をして保険に加入した場合には万が一の時に保険金が支払われない可能性もあります。
ですから偽りなく正直に告知をする必要がありますが、過去に大きな病気を患った方や定期的にお薬を服用している方は保険会社から加入を拒否されることがあるんですね。
これはなぜかというと病気や死亡のリスクが高い方を受け入れてしまうと他の健康な加入者との公平性に欠けてしまうためです。
また保険会社としても保険金を支払う可能性が高い方を受け入れるのは大きなリスクになりますよね。
そのため現在は若く、医療保険の必要性を感じていないという方でも年齢を重ね、体にガタが出てきた頃には「医療保険に入りたくても入れない」状態になっている可能性が高いです。
さらに毎月の保険料は若いほど低く抑えられますから、人生で一番若い今が加入するベストタイミングとも言えます。
まとめ
今回は医療保険必要派の方の意見をまとめました。
保険に加入したあとの解約は自由ですからもし悩んでいる方は若いうちに最低限の内容で加入をしておくのがおすすめですよ。
ちなみに僕自身も「とにかく不安で仕方がない」という理由で最低限の医療保険に加入しています。
また保険に加入する際は第三者の意見を取り入れることが重要です。
自分のこととなると誰でもリスクを大きく考え、保障が過剰になりがちですから保険のプロに無料相談し保証内容を選択するのがおすすめですよ。
また医療保険、不要派の方の意見はこちらにまとめています。