リーマンショックでの底はドコ?暴落期間をチャートで解説

お金

2020年2月から始まった株価の乱高下で投資するタイミングを見極めている方が多いのではないでしょうか?

誰しも底値で買って天井で売るというのが理想かと思います。

ですがドコが底なのか?どこまで下落相場が続くのか?これに関しては後になってみないと誰にもわかりません。

未来のことはわかりませんし、現時点では何も目処が立っていませんから予測もあまり意味がありませんよね。

そのため今回はリーマンショックの時にS&P500がどのような値動きをしていたのか

  • 暴落直前の最高値から底値までの期間
  • 騰落率
  • 底値から再度高値を更新するまでの期間

をまとめました。

今回の株価の暴落とリーマンショックは単純に比較できませんが1つの目安として把握しておいて損はないかと思います。

リーマンショックの期間

米国の投資会社「リーマンブラザーズ」が破綻したことから日本では「リーマンショック」と呼称されていますよね。

ですがリーマンブラザーズが破綻した原因は米国の住宅バブル崩壊により信用が無い層への住宅ローン(サブプライムローン)が焦げ付いた為です。

このサブプライムローンの実体が浮き彫りになった2007年から株価の下落は始まっており海外ではこの一連の株価の暴落は the global financial crisis(世界的な金融危機)と呼称されています。

ですから今回はサブプライムローンが問題視される前の株価の最高値から底値をつけるまでの期間と騰落率をまとめました。

リーマンショック騰落率、期間まとめ

リーマンショックでのS&P500の騰落率と暴落期間をまとめました。

まずはチャートで見てみましょう。

最高値からの騰落率
-56.8%

最高値から底値をつけるまでの期間
1年5ヶ月

底値から再度高値を更新するまでの期間
4年

改めて見てもリーマンショックの下落はえぐいですよね…。

2007.10.09に最高値をつけてからサブプライムローン問題で株価の下落が徐々に始まりました。

その5ヶ月後の2008.03.10に最高値から-18.6%を付けたところで一度反発しており2ヶ月かけて12%ほど値を戻しています。

この反発で上昇相場に入ったと思い大きく投資された方も多いのではないでしょうか。

ですがその後はご存知の通り株価の下落は続き2009.09.15にリーマンブラザーズが破綻し株価は急落、最高値から-56.8%まで大暴落し底値を付けています。

リーマンブラザーズは当時莫大な負債を抱えてしまっていましたが米国が公的資金の投入で救済するだろうと誰もが思っていました。

ですが米国は公的資金の投入を拒否、その結果リーマンブラザーズは破綻し、株式市場に強烈なインパクトを与える結果となりました。

米国4位の投資銀行が破綻したことで世界中に金融不安が広がりメディアでも連日ネガティブな報道がされていましたよね。

また株式市場でも「資本主義の終わり」「株式に投資をするなんて狂っている」などとても悲観的な意見が溢れており、混乱を極めていました。

「もう株式市場は回復することは無い」と相場から退場された方も多かったかと思います。

ですがその後のS&P500の回復はとても早く底値から4年で暴落前の価格まで戻しており米国企業の強さが伺えますね。

また当時サブプライムローンが数年以内に破綻する可能性が高いことに気付き金融市場の崩壊に賭けた投資家がいたことをご存知でしょうか。

リーマンショックでは大損した話が溢れていますがその裏では大きく利益を得た投資家もいたんですね。

そんな実話を映画化した「マネーショート」とても見応えがありおすすめですよ。

リーマンショックでは保有が正解だった

結果的にリーマンショックで株価の下落が始まってから元値に戻るまでは5年5ヶ月かかっています。

暴落直前に一括投資をしていた方は5年以上の期間含み損を抱えることとなりほとんどの方が損切りしてしまったのではないかと思います。

今でこそリーマンショック後の米国株価の絶好調ぶりを知っていますから最高の買い場だったと言えますが暴落当時は株式に新たな資金を投じることに大きな抵抗感があったはずです。

ですがリーマンショックの底値2009.03.09から最高値を付けた2020.02.19までの10年11ヶ月でS&P500の上昇率は400%になっています。

またリーマンショック直前の最高値で掴んでしまった最悪の場合でも損切りせずに保有し続けた結果2020.02.19までの上昇率は116%となり、資産は倍以上に増えています。

過去の結果は将来の保証にはなりませんがリーマンショックでは含み損に耐え、損切りせずに保有し続けることが最適解だったということですね。

2020年2月からの騰落率

今度は2020年2月から2020.04.09現在までの相場の値動きをまとめました。

まずはチャートで見てみましょう。

4月9日現在

最高値から底値までの騰落率
-33.9%

最高値から底値までの期間
33日

2020.02.19に最高値をつけたS&P500ですが感染症の影響で株価は急落。

2020.02.28に一度反発はあったものの下落相場は続き、わずか33日間で最高値から-33.9%の下落となりました。

リーマンショックでは1年5ヶ月という長い時間をかけて株価は-56.8となりましたが今回の大暴落では33日間というとても短い時間で株価は-33.9%となっています。

リーマンショックと比べてもその下落のスピードに驚きますよね。

また2020.03.23から株価は上昇しており、2020.04.09現在までに底値から+24.7%となっています。

ですが現時点では感染症関係で良いニュースは無く感染者、失業者ともに増加している状態ですがそんな中株価は上昇を続けているのは少し違和感がありますよね。

現在は一部の業界が大きな被害を受けている状態ですが時が経つに連れその影響は大きく広がります。

ですからこのまま上昇相場になるとは考えづらく二番底に向けて再度下落していくのではないかと考えています。

さいごに

今回はリーマンショックと現在の感染症問題での株価下落に関してまとめました。

リーマンショックは金融不安から引き起こされた暴落ですがほとんどの方が日々の生活に大きな影響はなかったのではないでしょうか?

日本でも「派遣切り」などと連日ネガティブな報道がされており、悲観的な雰囲気は十分ありましたが経済活動が止まることはありませんでした。

ですが今回の感染症問題では完全に経済活動が停滞しておりほとんどの方の日々の生活に大きな影響を与えている状態です。

また経済活動の復活には感染症の収束が必須かと思いますが現時点では全く目処がたっておらず、この経済活動の停滞がいつまで続くのかは誰にもわかりません。

収束宣言がでなければ株価も上昇相場になるとは考えずらくしばらくダラダラと下落相場が続くのではないかと思います。

またもし現在投資をしていないという方は少額から積立投資を始めるチャンスかと思います。

基本的にインデックスファンドの長期積立投資では始め時を見極める必要はありませんができるだけ下落時に始めたほうが将来の期待リターンは高くなります。

ですから突然大金を投じるのではなくこのタイミングで少しずつ投資されるのがおすすめですよ。

どの投資信託を選べばいいんだろう…?

という方はこちらが参考になるかと思います。

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