生活防衛資金とは?何ヶ月分あれば良いの?

お金

投資をこれから始める方は証券口座の開設や投資先の選定など様々なやることがありますよね。

ですがまずはなによりも先に生活防衛資金を貯めることが重要です。

生活防衛資金が無い状態で投資をするのはリスクが高いだけではなく、資産運用が失敗してしまう可能性さえあります。

そのため投資をこれから始める方は生活防衛資金がどうして必要なのか?どのくらい必要なのか?をしっかり把握しておくことが重要です。

またそもそも「生活防衛資金とは一体何なの?」という方の参考にもなるかと思います。

生活防衛資金とは?

そもそも生活防衛資金とは一体何か?ですがその名の通り生活を守るために必要な資金のことです。

もしも収入が一切なくなってしまった場合に最低限の生活が数カ月のあいだ維持できる資金のことを生活防衛資金と言います。

生活防衛資金があれば日々の生活にも余裕が生まれますから投資をする、しないに関係なく準備をしておくべき資金です。

また生活防衛資金は万が一の事が起きたときに使うお金ですから流動性の高い銀行預金にしておきましょう。

金利は無いに等しいですが24時間コンビニからでも引き出せる銀行預金はもしもの時にとても心強いです。

生活防衛資金を無リスク資産として国債などで確保される方もいますが流動性に欠けますからおすすめではありません。

生活防衛資金は何ヶ月分必要か?

生活防衛資金が何かわかったけど何ヶ月分あれば良いのかな…?

何ヶ月分の資金を準備するかに関しては正解はなく、ご自身の年齢やリスク許容度に応じて準備する資金を決めましょう。

一般的には3ヶ月〜6ヶ月分の資金を準備しておく方が多いようですが、中には「1年分必要だ」と言う方もいらっしゃいます。

確かに1年分の資金を準備しておくのは安心に繋がりますし、余裕をもった資産運用が可能です。

ですが1年分の生活防衛資金を貯めるのに数年かかってしまうようではその期間投資ができない機会損失のリスクのほうが大きくおすすめではありません。

会社員の方であれば3ヶ月分、個人事業主の方であれば6ヶ月分もあれば十分かと思いますよ。

また生活防衛資金は収入の○ヶ月分と勘違いされている方が多いですが最低限の生活費の○ヶ月分となります。

つまり最低限の生活費が20万円必要な家庭でしたら3ヶ月分であれば60万円、6ヶ月分でしたら120万円を銀行預金で持っておくということですね。

生活防衛資金が無いと投資してはいけないのか?

基本的に生活防衛資金がない状態での投資はしないほうが良いです。

ですがインデックスファンドの長期投資など時間を味方につける投資をされるという方はスタートの時期が遅れるのもリスクかと思います。

ですからもし余剰資金が月に5万円あるのであれば2万円を投資、3万円を貯金に回すなどで貯蓄と投資を同時進行で進めるのがおすすめです。

ですが個別株やFXなどのハイリスクな投資をされるという方は必ず生活防衛資金が確保できてから始めましょう。

生活防衛資金が無いとどうなる?

実際には生活防衛資金はなくても投資はできますよね。

若い方はリスクが大きくとれますから

現金ゼロで余剰資金を100%投資に回そうかな…

なんていう考えの方もおられるかと思います。

ですがいくらリスク許容度の高い方でも生活防衛資金は必須ですし、生活防衛資金が無いために損失を出してしまう可能性さえあります。

生活防衛資金が無い状態で投資をするリスク

  • 最悪のタイミングでの資産売却
  • 冷静な判断ができない
  • 投機的な思考になってしまう

それぞれ詳しく解説していきます 。

最悪のタイミングで資産売却

誰しも様々な理由で突然現金が必要になる場面がいつかはあるかと思います。

その時にすべての資産を投資にまわしていた場合は資産の売却が必要になりますよね。

利益が出ていればまだ良いのですが運悪く市場が暴落していると最悪のタイミングで損切り…なんていう可能性もあります。

またあまりにも損失が大きすぎて必要な資金が足りずに借金…なんてことは想像もしたくないですよね。

冷静な判断ができない

全資金を投資に回してしまうと日々の市場の値動きでご自身の全財産も増減することになります。

市場が右肩上がりのときは何も問題ありませんが、大暴落が発生した時にご自身の財産がどんどん目減りしていくことに耐えられない方がほとんどです。

また個人投資家の多くが「もうこれ以上耐えられない…」と損切りを決断したところが大底ということがよくあります。

リーマンショックのときは最高値から大底まで-50%の下落となっており「株価は戻ることは無い」と信じ大底で損切りした方がとても多かったと聞きます。

全資産を投資に回していた方は資産が半分になった訳ですから冷静な判断をすることは難しいですよね。

ですが生活防衛資金があれば最低限の現金は安全資産として確保できていますからより慎重にあせることなく対処が可能です。

リーマンショックの暴落に関してはこちらでまとめています。

投機的な思考になってしまう

投資で1番怖い感情が「後悔」です。

あの時に全力で買っておけば莫大な利益がでたのに…

あんなところで損切りしなければよかった…

こういった後悔の感情が積み重なることでどんどん投機的な思考になってしまいます。

また全財産で投資を行おうとしている方はこの投機的な思考が強いため損失を出してしまう方も多いです。

その損失を取り戻そうとさらにリスクの高い投資を行い取り返しのつかない損失を抱えてしまうなんていうこともあります。

そのため生活防衛資金を準備しておくことで、投資での損失や機会損失があった場合でも最低限のまとまった資金にはダメージはありませんから、落ち着いて投資ができますよね。

さいごに

今回は生活防衛資金に関してまとめました。

投資とは関係なしに生活防衛資金を準備しておくことで日々の生活も安定しますし気持ちにも余裕ができます。

そのため漠然と貯金を続けるよりもどのくらいの金額があれば何ヶ月生活を保つことができるか?を考えながら貯蓄をしていくとメリハリがつきますからおすすめですよ。

またすでに生活防衛資金以上の預金がある方は銀行に預けておいても利息はほぼつきませんから投資に回しましょう。

銀行預金はリスクが無いからそのままで良いかな…

確かに銀行預金は無リスクで元本割れはありませんが全く増えないことも大きな問題かと思います。

余剰資金を寝かしておくことも機会損失ですから少しずつでも運用に回すのがベストな選択です。

はじめて投資をされるという方は投資信託での資産運用が良いと思いますよ。

投資信託って一体何?という方はこちらが参考になります。

タイトルとURLをコピーしました