先進医療特約とは?必要なの?契約する上での注意点をまとめました。

保険

医療保険やがん保険を選ぶときに「先進医療特約」を付帯するか悩んでしまいますよね。

そもそもこの「先進医療特約」が一体なんなのかよくわからないという方が多いと思います。

ハイテクな医療のこと…?

高額請求される治療…?

こんなボヤッとしたイメージを抱かれている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は先進医療とは何か?から先進医療特約の必要性、特約を付帯する上で気をつけるポイントをまとめました。

先進医療とは

厚生労働大臣が認めた高度な医療技術のことを先進医療と言います。

先進医療は公的医療保険の対象にするかを検討している段階の治療法で評価の結果によっては公的医療保険の対象になったり、先進医療から外されるなんてこともあります。

ちなみに2020年8月時点の先進医療は80種類ありますが、この数は時の経過とともに増減します。

また公的医療保険の対象外ですから、もしも先進医療を受けることになった場合の技術料は全て自己負担となります。

先進医療の全てが高額というわけではありませんが、がんの治療で行われる先進医療ですと200万円〜300万円ほどの費用がかかってしまうんですね。

「先進医療特約」とはこのように先進医療で発生した技術料を保障するものとなります。

先進医療特約は必要?

結論としては先進医療特約は必要です。

医療保険に加入するのであれば必ず先進医療特約は付帯させるべきです。

保険は起こる可能性は低いですが起こると破綻してしまうことに備えるものですから先進医療特約は理にかなった保障の1つと言えます。

またがんの罹患率と先進医療の実施件数を比較して先進医療特約は不要だとおっしゃる方も多いです。

年間のがんの罹患数は約100万人、がん治療の先進医療である「重粒子線治療」と「陽子線治療」の実施数が合計で年間約4000件です。

そのため実際にがんに罹患しても先進医療を受ける確率は0.4%ということですから確率としてはとても低く、不要では?と考える方が多いのにも納得です。

ですが見落とされがちなのが、がんに罹患した100万人の中には先進医療を受けたかったが金銭的に先進医療を断念した方が必ずいるということです。

お金の切れ目が命の切れ目にならないように先進医療特約は必ず付帯させましょう。

だいぶ前に加入した医療保険で先進医療特約がついてないんだよなぁ…

古い医療保険ですと先進医療特約がついていないことも多いんですね。

あとから先進医療特約のみ追加できる保険会社もありますが、追加ができない保険会社の場合は保険に入り直すことになってしまいます。

年齢や病歴によっては保険に入り直すことができなかったり、毎月の保険料がとても高くなってしまう可能性もあります。

このような場合は一度保険のプロに無料相談してみるのも1つの手かと思いますよ。

先進医療特約の注意点

先進医療特約を付帯させる際に注意するポイントを3つまとめました。

  • 先進医療特約の重複契約
  • 先進医療特約の保障期間
  • 先進医療を受けられる医療機関が少ない

先進医療特約を付帯させる上で重要なポイントですからそれぞれ解説していきます。

先進医療特約の重複契約

先進医療特約は「医療保険」にも「がん保険」にも付帯させることができますよね。

医療保険と、がん保険どちらも同じ保険会社で契約をする場合は重複できないようになっています。

ですが医療保険とがん保険を別々の保険会社で契約されている場合は先進医療特約をどちらにも付帯させることができてしまうんですね。

先進医療特約を重複契約しても二重で保障が受けられるわけではありませんからただの払い損になってしまいますので気をつけましょう。

ちなみに医療保険とがん保険どちらも契約される場合は必ず医療保険のほうに先進医療特約を付帯させるべきです。

がん保険に先進医療特約を付帯させた場合は、がんに関わる先進医療しか保障されません。

対して医療保険に先進医療特約を付帯させた場合はがんに関わる先進医療も含めてすべての先進医療が保障対象となります。

先進医療特約の保証期間

保険会社によっては医療保険を終身型で契約しても先進医療特約のみ「10年定期型」で提供している場合があります。

先進医療特約の10年定期型とは10年ごとに特約部分の更新があり、更新のたびにその時の年齢や保険料率で再計算が行われます。

つまり10年ごとに先進医療特約の保険料が上がる可能性が高いということですね。

さきほども説明したように現時点での先進医療の実施数はとても少ないです。

ですから保険会社は先進医療特約を100円〜200円と低額で販売することができています。

ですが将来、先進医療に認定される医療技術が増えて今よりも先進医療を受ける人が増える可能性もあります。

ですから保険会社はそのリスクヘッジとして先進医療特約を10年定期型にしているんですね。

将来どのくらい保険料が上がるかはわかりませんが、医療の進歩とともに先進医療に認定される技術は今後増えていくと考えられます。

そのため先進医療特約は保険料がとても低い今のうちに終身型で加入することがおすすめですよ。

先進医療を受けられる医療機関が少ない

先進医療が実施できる医療機関は限られており、どの医療機関でも先進医療を受けられるわけではありません。

それぞれの先進医療ごとに対応できる医療機関が決まっているんですね。

ちなみに「重粒子線治療」や「粒子線治療」のがんに関わる先進医療を実施している医療機関は23箇所のみとなっています。

ですからもしも先進医療を受けることになり、ご自宅の近くに先進医療を実施している医療機関が無い場合は交通費や宿泊費などの負担が増えてしまいます。

そのため先進医療特約を付帯したからといって先進医療を受ける場合の負担がゼロになるわけでは無い点には注意が必要です。

まとめ

今回は先進医療特約に関してまとめました。

せっかく医療保険に入るのであれば先進医療特約は付帯させておくべき特約だと考えています。

また先進医療特約を契約する場合は必ず終身型で付帯させるようにしましょう。

もしも医療保険の保証内容やどの特約を付帯させるべきか悩んでしまっている方は一度保険のプロに無料で相談してみるのもおすすめです。

ご自身の保障となると必要以上に手厚い内容にしてしまいがちですから第三者の意見を取り入れる事で適切な保証内容を見つけやすくなりますよ。

また最適な医療保険の選び方をこちらでまとめています。

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